デジタル大辞泉 「釣上る」の意味・読み・例文・類語 つり‐あが・る【釣(り)上(が)る/×吊り上(が)る】 [動ラ五(四)]1 物がつられて上へあがる。「建材とともに道具まで―・る」2 (釣り上がる)釣り針で釣られて引きあげられる。「大魚が―・る」3 ひきつったように上へあがる。「怒って目が―・る」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「釣上る」の意味・読み・例文・類語 つり‐あが・る【釣上・吊上】 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙① 鉤(かぎ)に引っかかったり縄につられたりして上へあがる。[初出の実例]「車夫の足は地と離れてブラリ虚空に釣り上った」(出典:良人の自白(1904‐06)〈木下尚江〉後)② つり上げた状態になる。上方にひきつれる。[初出の実例]「金玉もびっくりしたと見へて上の方へ釣上ったのだ」(出典:西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例