釣仏壇(読み)つりぶつだん

精選版 日本国語大辞典 「釣仏壇」の意味・読み・例文・類語

つり‐ぶつだん【釣仏壇】

  1. 〘 名詞 〙 阿彌陀如来絵像などを壁につるしたもの。また、つり下げた棚、箱に仏像などをまつって仏壇としたもの。釣御前(つりおまえ)。釣持仏。釣仏棚(つりほとけだな)。釣仏。
    1. [初出の実例]「先づ釣仏壇(ツリブツダン)に御燈明点して」(出典浮世草子傾城禁短気(1711)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む