釣鐘町
つりがねちよう
[現在地名]東区釣鐘町一―二丁目
高蔵筋を挟んで釣鐘上之町の西に延びる両側町で、東部を南北に御祓筋が通る。上町台地北西端にあたるため西の近江町にかけては傾斜地。もと釣鐘上之町とともに戎町と称していたが(初発言上候帳面写)、寛永一一年(一六三四)から翌年の間に当地に釣鐘屋敷ができた際、これにちなんで釣鐘町と改称され(大坂濫觴書一件)、延宝七年(一六七九)大町につき二町に分割された(安政三年「水帳」大阪市立中央図書館蔵)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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