鈴置郷(読み)すずおきごう

日本歴史地名大系 「鈴置郷」の解説

鈴置郷
すずおきごう

熱田社領。現矢合やわせ町辺り。文和三年(一三五四)四月二三日付熱田社領目録案(熱田神宮文書)に「鈴置郷 畠二十六町八段半 除 已上 八町八段三百五十歩 定十七町九反半十歩」とあるのが初見。長寛元年(一一六三)一〇月二七日付尾張国留守所下文案(白描五智如来図録裏文書)に「鈴置村」とあり、神領としての成立はこれ以前である。この下文は、同年八月一七日付尾張守平重衡下文案(前欠、同文書)をうけて、佐伯遠長に鈴置村を領掌させることを中島郡南条司に伝達したものである。平重衡下文案には「於有限神役、無懈怠可令勤仕熱田宮」とみえ、熱田社領であったことが確かめられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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