鉄砲傷(読み)テッポウキズ

精選版 日本国語大辞典 「鉄砲傷」の意味・読み・例文・類語

てっぽう‐きずテッパウ‥【鉄砲傷】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鉄砲でうたれた傷。銃創。
    1. [初出の実例]「小屋に臥たる羊一疋まっかうにてっぽう疵」(出典:浄瑠璃・国性爺後日合戦(1717)二)
  3. 鉄砲店などの下級遊女から感染した悪性病気
    1. [初出の実例]「しし喰たむくい鉄炮疵が出来」(出典:雑俳・柳多留‐八九(1826))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android