鉄砲打(読み)てっぽううち

精選版 日本国語大辞典 「鉄砲打」の意味・読み・例文・類語

てっぽう‐うちテッパウ‥【鉄砲打】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鉄砲をうつこと。また、その人。また、鉄砲をうつことに巧みな人。
    1. [初出の実例]「弓いる人・鉄炮(テッハウ)打・馬のり・兵法つかひなどと名を付て」(出典甲陽軍鑑(17C初)品七)
  3. 特に、鉄砲をうって猟をすること。銃猟。また、その人。猟師
    1. [初出の実例]「猟犬を先に立てた鉄砲打が沼べりの畔みちを行くのが見えた」(出典:矢島柳堂(1925‐26)〈志賀直哉〉鷭)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android