銃猟(読み)ジュウリョウ

デジタル大辞泉 「銃猟」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐りょう〔‐レフ〕【銃猟】

銃を使って行う狩猟

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「銃猟」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐りょう‥レフ【銃猟】

  1. 〘 名詞 〙 ライフル銃散弾銃などを使って鳥獣をとること。
    1. [初出の実例]「一昨日出京此地に参り雁鴨之類を銃猟致すべき積に而」(出典:板垣退助宛新島襄書簡‐明治一六年(1883)一二月三一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「銃猟」の意味・わかりやすい解説

銃猟【じゅうりょう】

散弾銃,ライフル銃空気銃等の銃器を使用する猟法。空気銃によるものやカモ猟を除いては一般に猟犬を使うことが多い。対象により鳥猟(陸鳥猟,水禽(すいきん)猟)と獣猟とに分けられる。後者のうち小物獣猟は単独で行われるが,大物獣猟(クマ,シカ,イノシシ等)では大勢の勢子(せこ)を使って獲物を追い出し,これを待って射手が撃つという猟法が普通。→狩猟猟師

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の銃猟の言及

【狩猟】より

…銃の発達は狩猟の形態に大きな変化をもたらしたが,15世紀ころ作られた火縄銃は常時火のついた火縄を持ち歩かねばならず,狩猟には不便であった。しかし16世紀ころ燧石(ひうちいし)銃が発明され,銃の実用性が向上するにつれ,狩猟は銃猟が主流になっていった。また散弾銃が実用化されるとそれによる飛鳥撃ち(ウィングシュート)が普及し,18世紀には狩猟は銃による鳥獣猟という,現代狩猟の原型が定着した。…

※「銃猟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android