鉈尾山城跡(読み)なたおやまじようあと

日本歴史地名大系 「鉈尾山城跡」の解説

鉈尾山城跡
なたおやまじようあと

古城(こじよう)山(鉈尾山、四三七メートル)山頂にある戦国期の武将佐藤氏の居城跡。「上有知旧事記」によれば、四方を釣壁の塀で囲み、鉈一丁で釣壁の鉤縄を断ち切って敵を防いだとしており、城砦に類するものであった。山頂の幾段かの平坦になっている遺構からして、南北に長い尾根を利用して築造され、本丸および南へ続く二つの曲輪と大手曲輪、北へ続く二つの曲輪と搦手曲輪などが確認され、大手櫓・本丸などには石垣がみられる。佐藤氏の初代六左衛門尉(清信・秀信・方信ともいう)は斎藤氏に仕え、永正年間(一五〇四―二一)この地を与えられ、天文年間(一五三二―五五)に砦を築いたとされる(美濃市史)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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