鉛刀一割(読み)えんとういっかつ

精選版 日本国語大辞典 「鉛刀一割」の意味・読み・例文・類語

えんとう【鉛刀】 一割(いっかつ)

① (鉛刀は、一度しか物を切ることができないことから) 一度以上は用いることができないこと。
八幡愚童訓(甲)(1308‐18頃)上「聖人威徳は鉛刀の一割大菩薩通力(ばくや)が利刃也」 〔左思‐詠史詩
自分微力を謙遜していう語。〔後漢書‐陳亀伝〕

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