銀張(読み)ぎんばり

精選版 日本国語大辞典 「銀張」の意味・読み・例文・類語

ぎん‐ばり【銀張】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 銅製品などの外面に、薄く延ばした銀をかぶせること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「一人が、角な銀張りの銅(かね)の板を持ち」(出典唐人お吉(1928)〈十一谷義三郎〉三)
  3. 江戸時代、十両以上をかけて行なう丁半賭博を、博徒仲間でいう。
    1. [初出の実例]「此の頃隆慶橋の比企といふ小屋敷で出来るのは、流石(さすが)台附の元をするだけ、銀張りだといふことを、慥(たしか)に突留めて来ましたが」(出典:歌舞伎天衣紛上野初花河内山)(1881)二幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む