デジタル大辞泉
「銅烏幢」の意味・読み・例文・類語
どうう‐どう【銅×烏×幢】
元旦の朝賀や即位礼のときなどに、紫宸殿の南庭に、威儀を加える用具として立てた幢。高さ3丈(約9.1メートル)の柱の上に、金盤蓮華座を重ね、その上に金銅の3本足の烏を据え、その下に玉7旒を垂れ下げる。銅烏の幢。烏形幢。
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どうう‐どう‥ダウ【銅烏幢】
- 〘 名詞 〙 中古の頃、元旦の朝賀や即位礼の時などに、威儀を加える用具として用いられたものの一つ。紫宸殿の南庭に、飾りとして立てられた幢(はた)。高さ三丈(約九・一メートル)の柱の上に、金盤蓮華座を重ね、その上に高さ三尺五寸(約一・一メートル)の黄色金銅の三本足の烏をすえ、その下に玉七
をたれさげ、柄は黒塗りに五色で雲の形を描いたもの。烏形幢(うぎょうどう)。〔内裏式(833)〕銅烏幢〈文安御即位調度図〉
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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