鋸歯状波(読み)きょしじょうは(その他表記)sawtooth wave

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鋸歯状波」の意味・わかりやすい解説

鋸歯状波
きょしじょうは
sawtooth wave

のこぎり波。電圧,電流などの特殊な波形の一つ。電圧などが時間とともに直線的に増加し,ある大きさに達すると急激に減少して元の値に戻ることを繰返すような形で変化し,その形状がのこぎりの歯に似ていることからこの名がある。鋸歯状波の発生方法にはコンデンサの充電を利用したもの,ゴートストラップ回路,ミラー積分回路を用いたものなどがある。この波は,電子回路における起動 (トリガ) ,開閉 (ゲート) ,限時,掃引 (スイープ) などに利用され,パルス通信,レーダ,テレビジョン,自動制御,コンピュータなど広い分野に利用されている。

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