起動(読み)キドウ

デジタル大辞泉 「起動」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「起動」の意味・読み・例文・類語

き‐どう【起動】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「起居動作」の略 ) 身の扱い方。立居振舞(たちいふるまい)。〔易林‐乾之第一・節〕
  3. 動き出すこと。また、動きの起点。〔五国対照兵語字書(1881)〕
    1. [初出の実例]「中央を起動とする近代化〈略〉が地方と下層に波及・下降して行く」(出典:日本の思想(1961)〈丸山真男〉一)
  4. 発電機、電動機、蒸気機関蒸気タービンなどの運転を開始すること。始動。
    1. [初出の実例]「水車の起動、電気の並列、遮断などが、みんなオートマティックに行はれるのである」(出典:沈める滝(1955)〈三島由紀夫〉八)

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IT用語がわかる辞典 「起動」の解説

きどう【起動】

コンピューターなどの機器の電源を入れて、操作できる状態にすること。アプリケーションソフトについては、スタートメニューで選択したり、アイコンダブルクリックしたりして、実行可能な状態にすることを指す。◇電源投入後、オペレーティングシステムが起動するまでの一連処理を「ブート」「ブートストラップ」という。

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カメラマン写真用語辞典 「起動」の解説

起動

 パソコンの場合は電源を入れ、ソフトウエアを使用できる状態にすること。パソコンの OS が起動したあとは、使用したいソフトをダブルクリックするなどして立ち上げる。デジタルカメラの場合は、電源を入れてから撮影できる状態になるまでを起動時間と言う。この時間が短いほど即座に撮影に入れるため、重要視されている。

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