ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鋼滓」の意味・わかりやすい解説
鋼滓
こうさい
steel-making slag
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→スラグ
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…フェロニッケルの製造にケイニッケル鉱H4(Mg,Ni)3Si2O9を使う場合のスラグはMgOを多量に含む。これに対し製鋼スラグ(鋼滓ともいう)のように粗金属の精錬過程で発生するスラグは,粗金属中の不純物の酸化によって生成したもので,製鋼スラグ中のSiO2がこれに当たる。このような理由から,金属製錬においてはスラグの発生は避けられない。…
…
【製鋼法】
[純酸素転炉]
傾動可能の徳利形炉に溶銑を注ぎ,装入が終われば炉体を起こし,石灰石を入れ,ランスを通して,高純度,高速の酸素を吹き込む。溶鋼温度は酸素が直接吹き付けられる付近(火点)では2500℃程度の高温となり,銑鉄中のC,Si,Mn,Pなどが激しく酸化され,酸化物は石灰石と結合してスラグ(鋼滓ともいう)となって除去され,鋼となる。酸素の吹込みから20分前後で吹錬が終わり,200~300tという大量の鋼が短時間に精錬される。…
※「鋼滓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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