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鋼滓 こうさい steel-making slag

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鋼滓
こうさい
steel-making slag

製鋼の際の鉱滓。製鋼炉の種類,製鋼原料,操業が酸性か塩基性かなどの諸条件により鋼滓の量と組成は大幅に変化する。LD転炉(→LD転炉法)では,全 Fe 5~18%,CaO ~50%,SiO2 ~15%,Al2O3 ~4%,MgO ~5%,P2O5 3~7%,その他の強塩基性鋼滓である。

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世界大百科事典内の鋼滓の言及

【スラグ】より

…フェロニッケルの製造にケイニッケル鉱H4(Mg,Ni)3Si2O9を使う場合のスラグはMgOを多量に含む。これに対し製鋼スラグ(鋼滓ともいう)のように粗金属の精錬過程で発生するスラグは,粗金属中の不純物の酸化によって生成したもので,製鋼スラグ中のSiO2がこれに当たる。このような理由から,金属製錬においてはスラグの発生は避けられない。…

【製鉄・製鋼】より


【製鋼法】

[純酸素転炉]
 傾動可能の徳利形炉に溶銑を注ぎ,装入が終われば炉体を起こし,石灰石を入れ,ランスを通して,高純度,高速の酸素を吹き込む。溶鋼温度は酸素が直接吹き付けられる付近(火点)では2500℃程度の高温となり,銑鉄中のC,Si,Mn,Pなどが激しく酸化され,酸化物は石灰石と結合してスラグ(鋼滓ともいう)となって除去され,鋼となる。酸素の吹込みから20分前後で吹錬が終わり,200~300tという大量の鋼が短時間に精錬される。…

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