録音権(読み)ろくおんけん

百科事典マイペディア 「録音権」の意味・わかりやすい解説

録音権【ろくおんけん】

著作隣接権の一つ。普通実演者承諾を得て適法に作り出されたレコードまたはテープについて,その製作者に認められている直接間接複製権および2次使用権をいう。録音者(レコードまたはテープ製作者)の権利保護が目的レコード製作者とは音を最初に固定する自然人または法人をいう。日本では1970年公布の新著作権法で初めて明文化。→著作権

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android