鍋島直虎(読み)ナベシマ ナオトラ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「鍋島直虎」の解説

鍋島 直虎
ナベシマ ナオトラ


肩書
貴院議員

別名
幼名=欽八郎

生年月日
安政3年3月5日(1856年)

出生地
肥前国佐賀城下(佐賀県)

経歴
佐賀藩主の家に生まれ、支藩・小城藩主の養子となり、11代目藩主。明治2年版籍奉還とともに小城藩知事となり、4年廃藩置県によって免職された。6年英国に留学後、外務省御用掛を務める。17年子爵に叙せられ、23年貴院議員となった。

没年月日
大正14年10月30日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鍋島直虎」の解説

鍋島直虎 なべしま-なおとら

1856-1925 幕末-大正時代大名,華族
安政3年2月9日生まれ。肥前佐賀藩主鍋島閑叟(かんそう)の6男。鍋島直亮(なおすけ)の養子となり,元治(げんじ)元年肥前小城(おぎ)藩(佐賀県)藩主鍋島家11代。明治2年版籍を奉還し,のち外務省御用掛,貴族院議員。子爵。大正14年10月30日死去。70歳。幼名は欽八郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の鍋島直虎の言及

【研究会】より

…子爵議員を中心とする貴族院内最大の院内団体で,1891年11月に結成され,1947年3月の帝国議会の終幕まで存続した。結成当時の幹部は,伯爵大原重朝,子爵京極高典,同加納久宜,同山内豊誠,同鍋島直虎,同堀田正養で,1892年11月の第4議会開会当時には70名の議員を擁していた(侯爵1,伯爵6,子爵26,男爵10,勅選12,多額納税者15)。同会は92年7月に選挙母体として尚友会を組織したが,伯・子・男三爵議員の互選が完全連記制であったために,補欠選挙や総改選のたびに,この尚友会は威力を発揮した。…

※「鍋島直虎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android