鍋島陽一(読み)なべしま よういち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鍋島陽一」の解説

鍋島陽一 なべしま-よういち

1946- 昭和後期-平成時代の分子生物学者,老化学者。
昭和21年4月24日生まれ。新潟大講師,癌研究会癌研究所研究員などをへて,昭和62年国立精神・神経センター神経研究所遺伝子工学研究部長。動物個体の発生,形成,機能維持の分子機構を研究。平成9年阪大教授,10年京大教授。18年上原賞,19年武田医学賞などを受賞。22年京大を退官し,先端医療振興財団先端医療センター長。同年紫綬褒章。25年「Klotho familyの発見とその分子機能の解析基盤とした生体恒常性維持機構の研究」で学士院賞。新潟県出身。新潟大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android