鍵村(読み)かぎむら

日本歴史地名大系 「鍵村」の解説

鍵村
かぎむら

[現在地名]田原本町大字鍵

小坂こざか村の北に所在。慶長郷帳の村高は三七五・四五石で御番衆領。元和元年(一六一五)郡山藩(水野勝成)領となり、のち二割半無地高増政策で村高四六九・三一三石。延宝七年(一六七九)以降幕府領

八坂やさか神社は毎年六月五日の蛇巻行事で知られる。当日、子供が頭部周囲約一メートル、胴長約三五メートルの麦藁蛇を作り、村中を練り歩く。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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