精選版 日本国語大辞典 「八坂」の意味・読み・例文・類語 やさか【八坂】 京都市東山区の地名。東山西側のふもと、八坂神社(祇園社)の付近一帯の地の称。江戸時代から花街として知られた。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本歴史地名大系 「八坂」の解説 八坂はつさか 石川県:金沢市金沢城下第四連区八坂[現在地名]金沢市東兼六町(ひがしけんろくまち)・小将町(こしようまち)尻垂(しりたれ)坂の南、小立野(こだつの)台より材木(ざいもく)町に至る傾斜地一帯をいう。明治四年(一八七一)頃に町立てされた。南は木曾(きそ)町、東は材木町。町名は木樵の通路が幾筋もあったことにちなむとされる(金沢古蹟志)。曹洞宗永福(ようふく)寺辺より材木町へ出る間の総称で一坂の名称ではないといわれる(亀の尾の記)。寛永一四年(一六三七)の金沢惣町役付(金沢市中旧記加越能文庫)に「八坂」がみえ、古くから巷称として用いられていた。当地には寺院が集中、三州寺号帳で八坂を所在地とする寺院には、前出永福寺のほかに同じく曹洞宗の松山(しようざん)寺・鶴林(かくりん)寺・雲竜(うんりゆう)寺およびその塔頭などがある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「八坂」の意味・わかりやすい解説 八坂やさか 長野県北部、北安曇郡(きたあずみぐん)にあった旧村名(八坂村(むら))。現在は大町(おおまち)市の東端部を占める。旧八坂村は2006年(平成18)大町市に編入。犀川(さいがわ)左岸に臨む。筑摩山地(ちくまさんち)北部は犀川丘陵ともよばれ、犀川が深い侵食谷をつくるが、旧村域は侵食谷の急傾斜地にあり、平地はほとんどない。地名も坂や起伏の多い地形によるものであろう。水田は少なく、集落や畑地は斜面に点在する。国道19号が犀川に沿って走るが、道路まで出るのが不便な地区が多い。ソバや野菜の栽培を中心とする農業村。[小林寛義][参照項目] | 大町(市) 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「八坂」の意味・わかりやすい解説 八坂やさか 長野県北西部,大町市東部の旧村域。筑摩山地西部,犀川西岸にある。 1875年近隣の8ヵ村が合体して八坂村が成立。 1957年広津村の一部を編入。 2006年大町市に編入。犀川が谷を刻んで流れ,集落は山腹の緩傾斜地に分布。米作と野菜,花卉などの栽培を行なう。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「八坂」の意味・わかりやすい解説 八坂 (やさか) →大町[市] 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by