鎧通(読み)よろいどおし

精選版 日本国語大辞典 「鎧通」の意味・読み・例文・類語

よろい‐どおしよろひどほし【鎧通】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 軍陣用の分厚くて鋭利な短刀。普通、九寸五分(約二九センチメートル)で反(そ)りがなく、太刀脇差に添えて帯びるが、時には右脇にさしておくので馬手差(めてざし)という。
    1. [初出の実例]「九寸五分のよろひとをしを、めての脇にさいたりけり」(出典:幸若・高たち(室町末‐近世初))
  3. (やじり)一種。太く鋭いもの。〔武用弁略(安政再板)(1856)〕
    1. 鎧通<b>②</b>〈武用弁略〉
      鎧通〈武用弁略〉
  4. 植物めぎ(目木)」の異名

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む