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鎮源 ちんげん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

鎮源 ちんげん

?-? 平安時代中期の僧。
天台宗。比叡山(ひえいざん)横川(よかわ)の首楞厳(しゅりょうごん)院でまなぶ。源信の釈迦(しゃか)講に参加。長久年間(1040-44)に法華経信者の伝記や霊験説話をあつめた「大日本国法華経験記」をかいた。
【格言など】到りがたくして去り易きは,これ人の道なり。入り易くして出(い)でがたきは,三途の故郷なり(「大日本国法華経験記」)

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朝日日本歴史人物事典の解説

鎮源

生年:生没年不詳
平安中期の天台宗の僧。『大日本国法華経験記』(『法華験記』)の選者。若いころに源信のとりまきのひとりとして霊山院にいたようで,寛弘4(1007)年7月3日の「霊山院釈迦堂毎日作法」のうしろの結縁者の歴名中に鎮源の名がみえる。延暦寺首楞厳院に住し,長久4(1043)年ごろに『法華験記』を書く。本書は『三宝絵詞』『日本往生極楽記』などを参考にしているが,霊山,神社に関する話を多く載せ,輪廻転生思想を強調しながら,法華経持経者の法験の素晴らしさを説いている。ここに著者の宗教思想がうかがえる。<参考文献>井上光貞「文献解題―成立と特色―」(日本思想大系7「往生伝法華験記」解題)

(三橋正)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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世界大百科事典内の鎮源の言及

【本朝法華験記】より

…〈験記〉とは霊験記の意。天台僧鎮源撰,長久年間(1040‐44)成立。中国宋の義寂撰《法華験記》を範として撰述。…

※「鎮源」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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