(読み)いつ

精選版 日本国語大辞典 「鎰」の意味・読み・例文・類語

いつ【鎰】

  1. 〘 名詞 〙 古代中国の重さの単位。約九〇〇グラム。二四両。また、二〇両ともいう。〔伊京集(室町)〕〔孟子‐梁恵王・下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鎰」の読み・字形・画数・意味


18画

[字音] イツ
[字訓] かぎ

[字形] 形声
声符は(益)(えき)。と通用し、〔儀礼〕には鎰にかえてを用いる。

[訓義]
1. 金の重さの単位、二十両、また二十四両。一鎰は米二十四分升の一。
2. 鑰(やく)と通じ、かぎ。

[古辞書の訓]
名義抄鎰 カギ 〔立〕鎰 カラカギ

[下接語]
一鎰・斤鎰・千鎰・万鎰

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