鏑木外岐雄(読み)カブラギ トキオ

20世紀日本人名事典 「鏑木外岐雄」の解説

鏑木 外岐雄
カブラギ トキオ

大正・昭和期の動物学者,昆虫学者 東京大学名誉教授



生年
明治23(1890)年6月10日

没年
昭和43(1968)年2月21日

出生地
石川県

学歴〔年〕
東京帝大理科大学動物学科〔大正4年〕卒

学位〔年〕
理学博士〔大正13年〕

経歴
大正6年東大助手、13年農学部講師、助教授、15年教授、昭和24年国学院大学教授兼任。26年東大を定年退官、名誉教授、宇都宮大学長となった。42年国学院大学退職。日本植物防疫協会会長を務め、渦虫類、紐虫類の研究のほか、日本の応用動物学、応用昆虫学、植物防疫事業など農学分野の発展に貢献した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鏑木外岐雄」の解説

鏑木外岐雄 かぶらぎ-ときお

1890-1968 大正-昭和時代の動物学者。
明治23年6月10日生まれ。大正15年母校東京帝大の教授となる。のち宇都宮大学長,日本植物防疫協会会長などを歴任。応用動物学,応用昆虫学分野の研究で知られる。昭和43年2月21日死去。77歳。石川県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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