鐘を打つ(読み)かねをうつ

精選版 日本国語大辞典 「鐘を打つ」の意味・読み・例文・類語

かね【鐘】 を 打(う)

① 鐘などを打ち鳴らして、仏を礼拝し、また誓いなどを立てる。
今昔(1120頃か)一六観音御前にして、師の僧を呼て、金打(かねうち)て、事の由を申させて」
② (法華八講のとき、鐘を鳴らすとただちに論議をやめるところから) 転じて、仕事趣味をにわかにやめる。〔随筆・夏山雑談(1741)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android