鑿竅(読み)さくきよう(けう)

普及版 字通 「鑿竅」の読み・字形・画数・意味

【鑿竅】さくきよう(けう)

穴をあける。〔荘子、応帝王〕(南海の帝)(しゆく)と(北海の帝)忽(こつ)と、時に相ひ與(とも)に(中央の帝)渾沌(こんとん)の地にふ。渾沌之れを待つこと甚だ善し。と忽と、渾沌のに報ぜんことを謀る。曰く、~嘗試(こころみ)に之れに鑿(うが)たんと。日に一竅を鑿ち、七日にして渾沌死せり。

字通「鑿」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android