20世紀日本人名事典 「長井彬」の解説 長井 彬ナガイ アキラ 昭和・平成期の推理作家 生年大正13(1924)年11月18日 没年平成14(2002)年5月25日 出生地和歌山県田辺市 学歴〔年〕東京大学文学部哲学科卒 主な受賞名〔年〕江戸川乱歩賞(第27回)〔昭和56年〕「原子炉の蟹」 経歴毎日新聞社で31年間を整理部一筋に過ごし、昭和54年定年退職。その後、推理小説家を志し、55年の江戸川乱歩賞では最終段階で落選したが、56年「原子炉の蟹」で受賞。社会派の本格ミステリーのほか、山を題材にした推理小説で人気を得る。代表作に「殺人オンライン」「連続殺人マグニチュード8」「北アルプス殺人組曲」「函館五稜郭の闇」「ゴッホ殺人事件」など。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長井彬」の解説 長井彬 ながい-あきら 1924-2002 昭和後期-平成時代の推理作家。大正13年11月18日生まれ。昭和54年毎日新聞社を定年退職し,文筆に専念する。56年原子力発電所での殺人をえがいた「原子炉の蟹」で江戸川乱歩賞。史上最年長受賞で話題となった。和歌山県出身。平成14年5月25日死去。77歳。東大卒。作品はほかに山岳ミステリー「北アルプス殺人組曲」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by