長塚遺跡(読み)ながつかいせき

日本歴史地名大系 「長塚遺跡」の解説

長塚遺跡
ながつかいせき

[現在地名]加西市上宮木町など

万願寺まんがんじ川中流域の右岸、標高五二メートル前後の河岸段丘上にある集落跡。集落は万願寺川に沿って展開し、東西最大幅約三〇〇メートル・南北約三六〇メートル以上と想定されている。遺跡の北東繁昌はんじよう廃寺南西野条のじよう廃寺がある。弥生時代中期後半―古墳時代初頭、平安時代後期―鎌倉時代に集落の最盛期がある。第一次調査は平成三年(一九九一)に行われ、平成七年までに九次の発掘が実施された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む