長夜の眠り(読み)チョウヤノネムリ

デジタル大辞泉 「長夜の眠り」の意味・読み・例文・類語

ちょうや‐の‐ねむり〔チヤウヤ‐〕【長夜の眠り】

一生を夢のように送ること。長夜の夢。
仏語煩悩ぼんのうのため悟りを開くことができず、迷いの苦界を脱することができないこと。長夜のやみ

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関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「長夜の眠り」の意味・読み・例文・類語

ちょうや【長夜】 の 眠(ねむ)

  1. 一生を夢のように暮らすこと。長夜の夢。
  2. 人間が、情欲のために悟りを開くことができず、生死の苦界から抜け出ることができないこと。また、その境地。長夜の闇。長夜の夢。
    1. [初出の実例]「疎鐘覚長夜之眠、雅梵驚之聴」(出典日本三代実録‐貞観元年(859)四月一八日)

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