長枕(読み)ナガマクラ

デジタル大辞泉 「長枕」の意味・読み・例文・類語

なが‐まくら【長枕】

二人用の長いくくり枕。また、男女共寝をすること。
「男持ったも名ばかりぞ、益もなき―とがはなけれど成敗と」〈浄・蝉丸

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「長枕」の意味・読み・例文・類語

なが‐まくら【長枕】

〘名〙 二人寝に用いる長いくくり枕。また、それをして共寝をすること。
浮世草子好色一代女(1686)三「手かけの分として殿の気に入、本妻を脇になして、おもふままなる長枕(ナガマクラ)

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