長裾(読み)ちょうきょ

精選版 日本国語大辞典 「長裾」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐きょチャウ‥【長裾】

  1. 〘 名詞 〙 長いすそ。長い袍(ほう)のすそ。
    1. [初出の実例]「我国陋をかざりて、よい物だてをせば、どこの王の下でなりとも、長裾を引うぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)二)
    2. [その他の文献]〔漢書‐鄒陽伝〕

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普及版 字通 「長裾」の読み・字形・画数・意味

【長裾】ちよう(ちやう)きよ

長い裾。立派な服。〔後漢書循吏、仇覧伝〕枳棘(ききよく)は鸞鳳(らんぽう)の棲むに非ず。百里(県令)は豈に大賢の路ならんや。今日、太學に長裾を曳(ひ)き、名譽を飛ばすは、皆(仇覧)の後なるのみ。

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