長詮議(読み)ナガセンギ

デジタル大辞泉 「長詮議」の意味・読み・例文・類語

なが‐せんぎ【長詮議】

長々と多人数で相談すること。また、いつまでもまとまらない評定。長評定。
「この事の―に日数経てのち」〈折たく柴の記・下〉

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精選版 日本国語大辞典 「長詮議」の意味・読み・例文・類語

なが‐せんぎ【長詮議・長僉議】

  1. 〘 名詞 〙 長々と評議すること。長びいてなかなかまとまらない評議。長評定。
    1. [初出の実例]「これは一如房阿闍梨がなが僉議にこそ夜はあけたれ」(出典:平家物語(13C前)四)

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