長谷川良信(読み)ハセガワ リョウシン

20世紀日本人名事典 「長谷川良信」の解説

長谷川 良信
ハセガワ リョウシン

大正・昭和期の社会事業家,教育家 淑徳学園創立者。



生年
明治23(1890)年10月11日

没年
昭和41(1966)年8月4日

出生地
茨城県西茨城郡南山内村本戸

学歴〔年〕
宗教大学(現・大正大学)〔大正4年〕卒

経歴
6歳で茨城県の浄土宗得生寺小池智誠のもとで得度。大学在学中、渡辺海旭知遇を得、社会・教育事業を志す。大正8年大乗(マハヤナ)学園を創設し、巣鴨女子商業学校を設立、第2次大戦後には浄土宗教育資団淑徳高等女学校と大乗学園巣鴨女子商業高等学校と合併して大乗淑徳学園を創設、幼稚園から大学までの総合学園の基礎を築いた。また大正大社会事業研究室主任教授をつとめ、仏教・教育・社会事業の三位一体を説いた。著書に「長谷川良信選集」(2巻)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長谷川良信」の解説

長谷川良信 はせがわ-りょうしん

1890-1966 大正-昭和時代の社会事業家,教育家。
明治23年10月11日生まれ。渡辺海旭(かいぎょく)の指導をうける。母校宗教大(現大正大)の社会事業研究室主任となり,大正8年マハヤナ学園をつくる。昭和24年大乗淑徳学園を,40年淑徳大を設立した。昭和41年8月4日死去。75歳。茨城県出身。著作に「社会事業とは何ぞや」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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