日本歴史地名大系 「長都村」の解説 長都村おさつむら 北海道:石狩支庁千歳市長都村[現在地名]千歳市長都・上長都(かみおさつ)・釜加(かまか)・都(みやこ)・桜木(さくらぎ)一―五丁目・長都駅前(おさつえきまえ)一―四丁目明治六年(一八七三)頃から大正四年(一九一五)までの村。千歳郡の中央部、千歳川下流左岸の同支流長都川流域に位置し、北東は石狩国夕張郡、東から南は千歳村。近世はヲサツ場所のうちで、ヲサツ、カマカなどと記録されている地域。明治四年にはヲサツ九軒・三五人(千歳市史)。「胆振国地誌提要」によるとヲサツ村八戸・三三人(男二〇・女一三)。一方で長都村三三人とも記録される。同一四年の戸数一〇・人口四三、一月から六月までのアットゥシの生産高・売鬻高ともに五〇反(「千歳郡諸物産表」道立文書館蔵簿書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by