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長酒(読み)チョウシュ

デジタル大辞泉 「長酒」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐しゅ〔チヤウ‐〕【長酒】

長時間、酒を飲み続けること。ながざけ。
「夜もすがらの―」〈浮・男色大鑑・六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「長酒」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐しゅチャウ‥【長酒】

  1. 〘 名詞 〙 長い時間、酒を飲み続けること。ながざけ。
    1. [初出の実例]「あまのりに、梅干の吸物、是れにて夜もすがらの長酒(チャウシュ)、よくも呑まるる事ぞ」(出典浮世草子・男色大鑑(1687)六)

おさ‐ざけをさ‥【長酒】

  1. 〘 名詞 〙 座長である長(おさ)が、座員にふるまう酒。
    1. [初出の実例]「右。長さけ、拾貫文。権守酒、三貫文。大夫酒、下は二貫文也」(出典:申楽談儀(1430)定魚崎御座之事)

なが‐ざけ【長酒】

  1. 〘 名詞 〙 長時間酒を飲むこと。また、その酒。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「長酒やあかつきしるきほしみ草〈重光〉」(出典:俳諧・桜川(1674)秋二)

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