長鮑(読み)ながあわび

精選版 日本国語大辞典 「長鮑」の意味・読み・例文・類語

なが‐あわび‥あはび【長鮑・長蚫】

  1. 〘 名詞 〙(あわび)の肉を薄く長くはぎ、引きのばして乾燥させたもの。古くは食用とし、後に儀式用の肴に用いられ、また、祝意を表わす進物に添えるものとなった。熨斗鮑
    1. [初出の実例]「木の皮を取りて、長蚫・鞭蚫・短蚫・陰蚫・羽割蚫等の様(ためし)を作りて」(出典肥前風土記(732‐739頃)松浦)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む