精選版 日本国語大辞典 「長鮑」の意味・読み・例文・類語 なが‐あわび‥あはび【長鮑・長蚫】 〘 名詞 〙 鮑(あわび)の肉を薄く長くはぎ、引きのばして乾燥させたもの。古くは食用とし、後に儀式用の肴に用いられ、また、祝意を表わす進物に添えるものとなった。熨斗鮑。[初出の実例]「木の皮を取りて、長蚫・鞭蚫・短蚫・陰蚫・羽割蚫等の様(ためし)を作りて」(出典:肥前風土記(732‐739頃)松浦) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例