精選版 日本国語大辞典 「門柳」の意味・読み・例文・類語 もん‐りゅう‥リウ【門柳】 〘 名詞 〙 門辺に植えられている柳。かどやなぎ。[初出の実例]「庭梅已含笑、門柳未成眉」(出典:懐風藻(751)春日於左僕射長王宅宴〈大津首〉)[その他の文献]〔高適‐重陽詩〕 かど‐やなぎ【門柳】 〘 名詞 〙 門のあたりにある柳。また、門に五本の柳を植えたという陶淵明の故事(「五柳先生伝」)から、柳の異称とする。[初出の実例]「門前垂柳 朝まだき分入人の跡しなく露うちはらふかと柳かな」(出典:常縁集(15C後)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例