日本歴史地名大系 「門野町村」の解説 門野町村かどのまちむら 山形県:飽海郡八幡町門野町村[現在地名]八幡町市条(いちじよう)市条村の西にあり、北は郷野目(ごうのめ)堰、その北を荒瀬(あらせ)川が西流し、川を境に小泉(こいずみ)村。市条八幡神社門前に当村・市条村・法蓮寺(ほうれんじ)村の三ヵ村が街村を形成していた。一五世紀初期の末代の日記(市条八幡神社文書)に「九月八月(ママ)ハかとのまちニ三千七百かりのまつりてんあり」とあり、当地に市条八幡神社の九月八日の祭礼の役田三千七〇〇刈があったことが知られる。元和八年(一六二二)の酒井氏知行目録には門町村とあり、高一七〇石余。寛永元年庄内高辻帳では高一五九石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by