最新 地学事典 「閃亜鉛鉱型構造」の解説
せんあえんこうがたこうぞう
閃亜鉛鉱型構造
sphalerite type structure
立方晶系で空間群
執筆者:丸茂 文幸
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
sphalerite type structure
立方晶系で空間群
執筆者:丸茂 文幸
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一般式MX(Mは陽性元素、Xは陰性元素)で示される化合物にみられる結晶構造の一型式。閃亜鉛鉱(組成ZnS)の構造がこれに属し、空間群F
3mの立方(等軸)晶系においてXが面心立方格子をつくり、Mが正四面体型4配位位置に収まる構造となる。短周期表におけるⅠ族(長周期表11族)とⅦ族(同17族)(CuCl,AgIなど)、Ⅱ族(同2、12族)とⅥ族(同16族)(BeS,ZnSe,CdTeなど)、Ⅲ族(同3、13族)とⅤ族(同15族)(BP,AlP,GaP,GaAs,AlSbなど)の化合物に多くみられ、Ⅳ族(同14族)の単体における結晶構造であるダイヤモンド型構造は、MとXとが同じ原子となった場合として、閃亜鉛鉱型構造の延長線上にあるとみることができる。硫化亜鉛ZnSには、六方晶系をとるウルツ鉱(繊維亜鉛鉱)もあるので、閃亜鉛鉱型構造を塩化銅(Ⅰ)型構造ということもある。
[岩本振武 2015年8月19日]
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