閉じ塞がる(読み)とじふさがる

精選版 日本国語大辞典 「閉じ塞がる」の意味・読み・例文・類語

とじ‐ふさが・るとぢ‥【閉塞】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙
  2. ひらいていたものがしまって通じなくなる。また、物がいっぱいにつまってあきがなくなる。〔名語記(1275)〕
    1. [初出の実例]「重く深く閉塞(トヂフサガ)った雪雲の色は」(出典破戒(1906)〈島崎藤村一二)
  3. 気持がはれないで憂鬱(ゆううつ)になる。
    1. [初出の実例]「なんだか気がとぢふさがる様だ」(出典:人情本・春色梅美婦禰(1841‐42頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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