精選版 日本国語大辞典 「開導」の意味・読み・例文・類語 かい‐どう‥ダウ【開導】 〘 名詞 〙① 堀や溝などを作って、水が流れるようにすること。水利をはかること。[初出の実例]「英国気候斯く不和なりと雖ども、常に街渠〈略〉を修築し、瀦帯を開導するを以て疾疫行れず」(出典:西洋聞見録(1869‐71)〈村田文夫〉前)[その他の文献]〔後漢書‐馬援伝〕② 人の見聞、知識を広げるように指導すること。[初出の実例]「是を以て人君の恃て以て国を治るの要は、惟人心を開導して以て自ら愧るを知らしむるに在るのみ」(出典:開化本論(1879)〈吉岡徳明〉上)[その他の文献]〔荀子‐儒效〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「開導」の読み・字形・画数・意味 【開導】かいどう(だう) 指導する。〔宋史、軾伝〕林學士に除せられ、二年、侍讀をぬ。讀して治亂興、正得失の際に至るに、未だ嘗(かつ)て反開せずんばあらず。悟するるを覬(ねが)ふ。字通「開」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報