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閑間重松 しずま しげまつ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

閑間重松 しずま-しげまつ

井伏鱒二の小説「黒い雨」の登場人物
広島で被爆し,田舎で療養がてら鯉の養殖をしている。姪(めい)の矢須子が被爆者だという噂(うわさ)がひろまり,縁談がまとまらない。自分の手記と矢須子の日記から矢須子が被爆していないことを証明しようとするが矢須子は発病し,原爆投下後に黒い雨にうたれていたことがわかる。小説は昭和41年刊行。モデルは広島県小畠の重松静馬(昭和55年没,享年77歳)。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典内の閑間重松の言及

【黒い雨】より

…原爆投下という人類史上未曾有の惨事をささやかな庶民生活の日常的視点からとらえた作品で,原爆文学の最高の達成とされる。被爆当時広島市内に住んでいた主人公閑間(しずま)重松が5年近くたって,郷里の村で療養生活をしながら当時の日記を清書するという構成になっている。多くの聞書きを含む被爆時の阿鼻叫喚の地獄と,現在の平和な山村の美しい自然と日常が対照されながら書き進められているために,原爆の悲惨さと恐ろしさがいっそう際だつ。…

※「閑間重松」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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