間頭(読み)ケンガシラ

デジタル大辞泉 「間頭」の意味・読み・例文・類語

けん‐がしら【間頭】

江戸時代検地に用いた長さ約4メートルのさお。田畑四隅に立てた。細見竹さいみだけ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「間頭」の意味・読み・例文・類語

けん‐がしら【間頭】

〘名〙 江戸時代の検地用具。長さ一丈三、四尺(約三九四~四二四センチメートル)の竿頭に長さ一尺四、五寸(約四五センチメートル)、幅一寸(約三センチメートル)くらいの白または紅色の布を束ねたもの。測量田地の四隅にこの標竿を建て、屈曲を取捨して平均をとり、その田地の坪数を得るのに用いる。梵天(ぼんてん)竹ともいう。

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