間飛脚(読み)あいびきゃく

精選版 日本国語大辞典 「間飛脚」の意味・読み・例文・類語

あい‐びきゃくあひ‥【間飛脚】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、延享二年(一七四五江戸大坂の飛脚仲間が協定して設けた早飛脚。五日限、六日限、七日限の三種がある。
    1. [初出の実例]「十月江戸、大坂、飛脚問屋等相議して両地発着を改正し〈略〉其種類を区別して仕立飛脚及間飛脚(アヒびきゃく)の二と為し」(出典:駅逓志稿考証(1881)九〇二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android