関保之助(読み)せき やすのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「関保之助」の解説

関保之助 せき-やすのすけ

1868-1945 明治-昭和時代前期の有職(ゆうそく)故実研究家。
慶応4年4月10日生まれ。有職故実の資料,古武器の収集・研究家として知られた。明治28年帝室博物館にはいり,昭和8年東京帝室博物館学芸委員。母校東京美術学校(現東京芸大)や京都帝大でもおしえた。昭和20年5月25日死去。78歳。江戸出身。筆名は波爾和(はにわ)。号は花郷,加和羅廼舎(かわらのや),箙廼舎(えびらのや)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android