関勉(読み)せき つとむ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「関勉」の解説

関勉 せき-つとむ

1930- 昭和後期-平成時代のアマチュア天文家
昭和5年11月3日生まれ。ギター教師。生地の高知市天体観測をはじめる。昭和40年に池谷(いけや)薫とほぼ同時に発見したイケヤ・セキ彗星ほか,おおくの彗星や小惑星をみつけた。高知城東中学(現高知追手前高)卒。著作に「新しい天体をみつけよう」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の関勉の言及

【池谷=関彗星】より

…1965年9月19日早朝,静岡の池谷薫(1943‐ ),高知の関勉(1930‐ )がうみへび座で発見した光度7等の新すい星。同年10月21日,太陽の表面からわずか13万kmのところを通過し,核が数個に分裂するのが乗鞍コロナ観測所のコロナグラフにより観測された。…

※「関勉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android