池谷(読み)いけたに

日本歴史地名大系 「池谷」の解説

池谷
いけたに

[現在地名]山古志村南平なんぺい 池谷

種苧原たなすはら村の南、西・南は竹沢たけざわ村、東は小平尾おびろう滝之又たきのまた(現北魚沼郡広神村)魚野うおの川支流のいも川上流低地に集落がある。正保国絵図に「池谷村 山六ケ村ノ内」がみえる。慶安三年(一六五〇)の高反別附立覚帳(斎藤正助氏蔵)では楢木ならのき一村で、惣高一七石七斗余。万治二年(一六五九)の廿六村家数改帳(平沢家文書)では本百姓二軒・名子四軒。天和二年(一六八二)の覚(畔上徳一氏蔵)によると、高田藩領小平尾村の検地の際に当村との地境が決められている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android