関口開(読み)せきぐち ひらき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「関口開」の解説

関口開 せきぐち-ひらき

1842-1884 幕末-明治時代の数学者。
天保(てんぽう)13年6月29日生まれ。和算を滝川秀蔵に,西洋数学を戸倉伊八郎にまなび,石川県の師範学校などでおしえた。チェンバーの数学書を翻訳改訂し明治6年出版した「新撰数学」は十余年で22万部をかぞえた。明治17年4月12日死去。43歳。加賀(石川県)出身本姓松原。名ははじめ安次郎,甚之丞(じんのじょう)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む