関米(読み)せきまい

精選版 日本国語大辞典 「関米」の意味・読み・例文・類語

せき‐まい【関米】

  1. 〘 名詞 〙 中世、関所を通過する船舶の積んでいる米穀に対して賦課し徴収した料米。また、その徴収の権利。
    1. [初出の実例]「飯嶋の津に六浦の関米を取る、諸人の歎き是れ多し」(出典:日蓮遺文‐聖愚問答鈔(1265)上)

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世界大百科事典(旧版)内の関米の言及

【関銭】より

…関所の通行料としての関銭という言葉は通行料徴収を目的とした関所が多く設置されてくる鎌倉後期にはみられず,時代の下った室町から戦国期にかけて関賃とともに関所通行料の一般的呼称として用いられている。関所の通行料の呼称としては関料,関手(せきて)が鎌倉後期に,それより少し古くは関米,あるいはこれと同義の升米(しようまい)が用いられている。このような通行料の早い例としては平安初期の838年(承和5)大輪田船瀬において,〈勝載(しようさい)料〉と称してその修築費にあてるため往来船舶から通行料が徴収されていたのが挙げられる。…

※「関米」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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