精選版 日本国語大辞典 「関送」の意味・読み・例文・類語 せき‐おくり【関送】 〘 名詞 〙① 京都から旅立つ人を逢坂の関まで送ること。特に伊勢参宮の人についていう。⇔関迎え。[初出の実例]「かれこれ若衆などいざなひて、又相坂の関送をだにとて」(出典:東国紀行(1544‐45))② ( 転じて ) 一般に、旅立つ人を送って行くこと。見送ること。[初出の実例]「さいはい関送(セキオク)りとて『隔子(かうし)の女郎ひとりも残さず一日買』とふれをなし」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例