関送(読み)せきおくり

精選版 日本国語大辞典 「関送」の意味・読み・例文・類語

せき‐おくり【関送】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 京都から旅立つ人を逢坂の関まで送ること。特に伊勢参宮の人についていう。⇔関迎え
    1. [初出の実例]「かれこれ若衆などいざなひて、又相坂の関送をだにとて」(出典:東国紀行(1544‐45))
  3. ( 転じて ) 一般に、旅立つ人を送って行くこと。見送ること。
    1. [初出の実例]「さいはい関送(セキオク)りとて『隔子(かうし)の女郎ひとりも残さず一日買』とふれをなし」(出典浮世草子好色一代男(1682)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む