コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

関連痛 かんれんつう referred pain

翻訳|referred pain

2件 の用語解説(関連痛の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

関連痛
かんれんつう
referred pain

連関痛,投射痛ともいう。内臓疾患の場合に一定部位の皮膚に痛みを感じる現象をいう。たとえば,心臓から起る痛みが,胸壁から上肢の下面で感じられ,尿路結石の痛みが鼠径部で感じられる。イギリスの神経学者 H.ヘッド (1861~1940) が研究した関連痛は,ヘッド帯として診断に広く利用されている。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

かんれん‐つう〔クワンレン‐〕【関連痛】

実際の患部ではないところに起こる痛み。一つの神経経路が複数部位からの刺激伝達を受け持つ場合、脳が刺激の源を誤認することによって起こる。心臓発作の痛みが腕にあらわれるなどの例がある。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の関連痛の言及

【痛み】より

…痛いときに泣いてしまうのはこの連絡があるためである。
[関連痛referred pain]
 内臓の病気の場合,しばしば病変のある場所から離れた皮膚に痛みを感ずる。これを関連痛という。…

【自律神経系】より

…このような神経刺激伝染を受けたニューロンが皮膚からの痛覚を伝えるものであれば,そのニューロンが支配する健康な皮膚領域からの痛みが意識にのぼる結果となる。特定の内臓疾患の病変時に特定部位の健康な皮膚に痛みが放散する現象,すなわち関連痛がこのようにして発生する。
【副交感神経系】

[遠心性要素]
 副交感神経系の遠心性要素は,交感神経系のそれと同じく,節前ニューロンと節後ニューロンとの2者で構成されるが,節前繊維の長さに比較し節後繊維が極端に短いという点が特異である。…

※「関連痛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

関連痛の関連キーワード心筋症皮膚瘙痒症急性心臓病診断的治療ネフロパシー感覚投射の法則平均局在の法則肝臓疾患心臓疾患

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone